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櫛かんざし美術館「型彫り作品展」
型 彫 り 作 品 展
江戸小紋 型彫職人 高井章夫
友禅、小紋などの柄や文様を着物の記事を染めるのに用いるのが型紙です。江戸中期より始まったとされ、和紙を加工した型地紙に彫刻刀で図柄を掘り抜き、熟練した高度な技術が必要とされます。しかし昨今のきもの離れや写真による技術の確立もあり型紙は激減し、職人が減少、高齢化しているのが現状です。
最盛期は1,000人の職人が従事していた、発祥の地である鈴鹿市白子町、寺家町(三重県)は、現在25人(平均年齢78歳)で、将来この技が継承されていくのか危ぶまれている状況です。
写真技術にはない職人による手彫り独特の「味」を多くの人々に知ってもらいたく、この作品展を開催いたしました。ゆっくりとご鑑賞いただければ幸いです。
【日時】 2018年4月3日(火)~6月24日(日)10:00~17:00(入館16:30まで)
【入館料】 一般600円、学生500円、小学生300円 ※20名より団体割引あり
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■ 型彫り実演 (土、日のみ)■
10時30分~11時30分
13時30分~15時30分

