「鮭の白子」と「東京蔵人」
2016.12.24早いもので、年内も余日少なくなりましたが、燗酒がおいしい季節という事でもありますね。
というわけで今回は、澤乃井今年の新商品、生酛造り純米吟醸「東京蔵人」をぬる燗で、鮭の精巣「白子」と合わせてみました!
鮭の白子は比較的安価に手に入るので、ちょっと多めに購入し、蒸・茹・煮の3段活用でお送りしたいと思います。
「蒸」 まずはホイル蒸し。白子は臭みがあるので下処理はしっかりしましょう。
材料(4人分)
白子 300g
しいたけ 4個
舞茸 1房
しめじ 1房
塩 少々
酒 適量
青ネギ 適量
※白子の臭み取り⇒白子の血合いを取り除いたら、一口大に切りスライスした生姜と一緒に牛乳に漬け、30分程冷蔵庫へ入れて置き、流水でよく洗う。
しいたけは軸を取りスライスし、舞茸・しめじは石づきを取り子房に分ける。
白子ときのこをアルミホイルに入れ、塩少々と酒を振りかける。
ホイルの口を閉じトースターで15分加熱し蒸し焼きにする。
刻んだ青ネギを散らし、すだちを搾っていただきます。
「茹」 続いてはシンプルに茹でて、大根おろしとポン酢で!
白子 200g
大根 適量
大葉 1枚
ポン酢 適量
下処理した白子を沸騰手前のお湯に入れ2分ほど茹で、氷水に入れて〆ます。キッチンペーパーで水気をふき取り、大根をおろしを載せ完成。
「煮」 最後は甘辛く煮付けてみました。
白子 200g
生姜 1かけ
☆水 100ml
☆醤油 大さじ2
☆みりん 大さじ1
☆酒 大さじ2
☆砂糖 大さじ1
☆を鍋に入れ煮立ったら、下処理した白子を入れ中火で10分程煮る。器に盛り、千切りにした生姜を載せて完成。
「白子3タイプ」と「東京蔵人」、
「蒸」の塩味は吟醸の香りを引き立ててくれます、
「茹」ではポン酢の酸味とお酒の程よい酸と良く合いました、
「煮」では白子の旨味とお酒の旨味の相性が良く感じられました。
これからの時期は色々な魚の白子が出回ります。
海の旨味が凝縮されて、日本酒との相性もバッチリ!
下処理はちょっと手間ですが、調理法や味付けを工夫して作ってみて下さい!
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