別冊サワノイ

吉野梅郷は梅の名所として毎年多くの人が訪れていましたが、2009年に青梅市の梅からウメ輪紋ウイルスが発見されたことにより、ウィルス根絶の為にたくさんの梅が伐採されました。そして市民や事業者、行政が一丸となって再生・復興に取り組み、2016年に梅の再植栽が可能となり、吉野梅郷の梅の木は少しづつ成長を続けています。「吉野梅郷 梅まつり」の期間中は、ガイドツアーやグルメマルシェ、観梅市民まつりなど、さまざまなイベントが企画されています。是非足をお運びください。

神代橋通り

日向和田駅を降りた観梅客を梅の公園へと迎える玄関口。街路樹の梅の木が道案内します。

梅の公園

山の斜面を利用した敷地に143品種の梅と春の花がある自然公園です。

中西進先生に命名していただいた梅

万葉集研究の第一人者であり、「令和」の考案者とされる国文学者の中西進先生が令和2年11月に梅の公園を訪れた際に、条件付きながら再植栽が可能となった平成28年に最初に植えた6本の梅それぞれに、再生復興のシンボルとなるよう万葉集からふさわしい名を選び命名していただきました。

1	三　諸（みもろ）	神さまがいらっしゃる所のこと
2	初　花（はつはな）	一年でもっとも早い花のこと
3	久　方（ひさかた）	遠い空の彼方のこと
4	万　代（よろずよ）	永遠の未来のこと
5	諸　人（もろびと）	みんなのこと
6	百　鳥（ももとり）	たくさんの鳥のこと

梅まつり期間中に開催されるイベント

（※写真は2023年の様子です。）

２０２４年

２月２４日（土）～２月２５日（日）青梅グルメマルシェ

３月１日（金）～３月３日（日）東京地酒まつり

３月８日（金）～３月１０日（日）吉野梅郷梅酒まつり

３月１７日（日）梅郷スイーツフェスタ　

このほかイベントあり

観梅市民まつり

開催日２０２４年３月１０日（日）

会場　神代橋通り

内容　警察パレード、消防パレード、お囃子、武者行列、寸劇、青梅太鼓、吉野音頭、獅子舞、青梅市民舞踊、高円寺阿波踊り